「映画技術入門」 高良 和秀 (著、 編集)、ゆめの (イラスト)
https://amzn.to/3PgE9nt
この本は一言でいうと
120年の映画の歴史が
フィルムやカメラ、音響などの技術の進歩と
その技術に影響を受けた監督がどんな作品を作ったのかに焦点を当てて
わかりやすくまとまっている本です
気になっている映画が
映像技術の歴史の中で、どういった時期の作品なのかを調べたり
技術的な転換期の作品を調べたりといった使い方ができるので
監督や俳優、カメラマン、脚本家とは違った観点で
映画を選ぶことができるようになります
各項の導入部分が漫画になっていますし図解も多いので
初心者にも読みやすいです
イラストではなく700作品もの映画の実際のカットが使われているので
視覚的に理解できますし
映画の雰囲気もわかりやすいです
映画は白黒からカラー、フィルムからデジタルへと
時代とともに撮影機材も視聴するメディアも変わってきましたが
常に最先端の機材で制作されてきたかというと
必ずしも、そうではないようです
監督によっては
カラーの時代になっても白黒で映画を撮っていたり
デジタルの時代になってもフィルムで撮っていたりします
有名監督が何にこだわって
その機材を選択したのか?
当時の技術や時代背景とともに
わかりやすく解説されているので
監督や俳優、脚本家、撮影監督といったカテゴリーだけでなく
スタンダードとシネマスコープとビスタといったスクリーンサイズ
フィルム撮影とデジタル撮影、白黒とカラーなどの
映像技術ごとに見比べてみたくなります
ただ映画を観るだけでなく、裏側の技術を知りたいひとや
映画や映像制作に興味があるひとで
映画の勉強をしようと思っているけど
どんな映画を観ればいいかわからないといった方は
監督や年代で映画を観るだけでなく
「映画技術の歴史を追体験する」といった視点で
映画を観てみてはどうでしょうか
撮影当時の映画技術を知ることで映画の見方が変わり
監督が何にこだわって作ったのかを理解するヒントが得られるかもしれません
今までとは違う視点で映画を楽しめる一冊!
「映画技術入門」 高良 和秀 (著、 編集)、ゆめの (イラスト)
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