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「一人でもできる映画の撮り方」を読んだら絵コンテ読むのが面白くなった

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この本は
僕がアニメ背景会社に就職して
演出意図やカメラワークなど
映像に関する最低限の勉強をするために買った本です

https://amzn.to/4avbP9h

1985年から6年間の連載を編集した本らしいので
作例として挙げられている作品が
ヒッチコックや黒澤明、スピルバーグなど
古い作品ばかりなのが難点ですが
実際に作品を知らなくても理解できる内容になっています
(僕が見たことのある映画はE.T、アンタッチャブルなど数本でした)

 

この本の特徴は

  • 情報量の多さ
  • 映画のカット割りを絵コンテのような図解で説明

だと思います

基本的なことを
専門的に丁寧に熱く語っているような感じで
なるほど、そう考えるのかと
考え方が身についていく感じです

カメラワークや演出、モンタージュなど
実際の映画のシーンを使って解説しているので
具体的な映像がイメージしやすかったです

おかげで
仕事で絵コンテを読むときにも
映像化するときの注意点や
工夫された面白い絵コンテかどうか
といったことも理解できるようになりました

きちんとした絵コンテではないにしても
演出意図などの解説付きで
絵コンテ風のコマ割りを数多く見たおかげだと思います

とにかく情報量が多い本で
映像に関しての知識がゼロだった僕は
昼休みに少しづつ読んで半年近くかかった気がします

2003年発売と古い本ですが
2023年に本屋で見かけました
いまだに絶版にならずに刷られているということは
まだ売れている良書ということでしょう

良い本を買ったんだなと
うれしくなりました

 

最近、本屋で見かけるのは
わかりやすくてシンプルな図解の多い本が多い気がします
入門書の場合は、そっれで十分だと思いますが
もしプロを目指すようであれば
それだけではなく
長く残る良書をじっくり読む必要も出てくると思います

良書の見分け方の一つは
何度、重版されているかというものがあります
初版から時がたっても売れ続けているものは
刷られ続けるということでしょう

今度、買う本に迷ったら
アマゾンなど通販サイトのレビューだけでなく
何刷か本屋で確認してみてください

良書は本質的なことが書かれていることが多いので
内容は古くなりません

新しい本だけでなく
古い本も選択肢に入れてみてください

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