PR

「写真スケッチ」と「現地スケッチ」の違いは遠景の省略具合

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

スケッチって写真見て描くのと
現地で描くのと何が違うんですか?

と聞かれることがあります

屋外スケッチを始める前に
パソコンのモニタに映した写真をスケッチする
という練習をした経験から言うと
一番の違いは
遠景の描き方が全然違うということです

210908スケッチ比較1

写真を見て描いた場合
実際の距離感を知っていたとしても
写ってると、ついそのまま描いてしまうので
遠景を省略しにくい
です

その結果、近景から遠景まで
きっちり描いてしまって
遠景の距離感があまり感じられなくなることが多いです
(描いた本人だから気にしてるだけかもしれませんが)

外で描いた場合はどうかというと
疲れたり面倒になったりするんで
遠景なんてよく見えねーし重要でもねーよと
わりきって省略
しちゃいます
その辺が絵のおもしろみだったり
距離感につながるんじゃないかな~と思ってます

 

僕も屋外スケッチに出る前は
肉眼とカメラの違いとか色々調べたりして
どちらも同じ絵になるだろうと思ってたんですが
全然違う絵になりました
結局、理論や技術的なことではなく
面倒だからとか
時間内に終わらせなきゃいけないから省略するといった
制約による違いが大きかったと思います

 

こればかりは
実際にやってみないと
何を感じるかはわかりません

是非、実際にやってみて
確認してみてください