映画を観て思ったこと(ネタバレなし) PR

「グランツーリスモ」を観て思ったこと(ネタバレなし)

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残念ながらストーリーには一切触れていません

観たときに感じたこと
思い出したことを
書きました

アニメ背景経験者の中には
この作品観て
こんなこと考える人もいるんだな~
くらいの軽い気持ちでお読みください

 

基本的に実話ベースの映画っていう話を聞いて
興味がわいたんで見てみました

レース作品ということもあって
思い出したのは
サイバーフォーミュラーゼロです

30年近く前の大学生の頃に
何度か見ただけなので
かなり美化されている可能性もありますが
やはり比べてしまいます

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大学時代にスキーの1級を取ろうと思っていた僕は
サイバーフォーミュラーゼロを観たときに
ゾーンに入る感覚って映像だとこんな感じなんだろうなと
興奮したのを覚えています

スキーをしているときに
自分の滑っている前方にラインが見えて
スーッと視界の先に意識が吸い込まれていって
体よりも先に意識だけが前に進んでいくような
体験をしたことがあります

数秒先の自分の感覚をイメージしながら
現在の自分の感覚との誤差を確認しているような
不思議な時間感覚でした

そんな僕の体験を
そのまま表現したような映像が
サイバーフォーミュラーゼロでした

グランツーリスモで残念だったのは
この隙間から前の車を抜くというときに
画面ブレの表現があったことです

迫力のある映像表現としては
画面ブレの方が良いんだとは思いますが
ドライバーの目には車1台分の隙間が
しっかりとブレずに見えていたんじゃないかなと思います

”ここぞ”という時は
無音になって視界の先に吸い込まれていくような
ドライバー視点の映像を観てみたかったなと残念に思いました

 

また、この映画を観ていて
「先を読む」「恐怖」ということに関連して思い出したことがあります

この一筆を入れたらどうなるかって
先を想像しながら描いているか?

アニメ背景会社に研修中に社長に言われたことです

僕の模写に時間がかかりすぎていたので
考えながら描いていれば
もっと早い段階で失敗に気付くんじゃないかというのです

模写なら原本とズレれば気付くし
オリジナルの絵であってもイメージとズレれば気付くはずだと

言われた当時は
まったく意味が分かりませんでしたが
それ以来
この一筆を入れたらどうなるかを
考えながら描くようにしています

ある程度
先がイメージできるようになったら
この一筆を入れるのが怖いと感じることもでてきました

18年経った今でも
この一筆を入れるのが怖いと思うことがあります

具体的には
雲などの生乾き状態で描かなければいけないものを描いているときや
ペン画で着彩後にペンを入れるときなど
直せないものや失敗する可能性の方が高いと感じるものは
怖いです

乗り越える方法は1つです
「描き直せばいいや」と開き直って
挑戦するしかありません

失敗するとわかっていても
やらない限り新しい技術は身につきません

先を読むことができなければ
失敗の恐怖と戦う必要はないのかもしれませんが
失敗を重ねてコントロール可能な技術にすることでしか
新しい技術は身につかないんだろうなと思います

グランツーリスモで
主人公が感じる恐怖とは比べるものではありませんが
結局は恐怖に立ち向かって
「やる」か「やらない」かしかない
少しでもやりたかったらやるしかない
といったことも映画を観ていて感じました

 

最後に
この映画を観て
パフォーマンスを少しでも向上させるために
筋トレと瞑想を日課にしようかなと思います

 

 

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