映画を観て思ったこと(ネタバレなし) PR

アニメ映画「虹色ほたる」を観て(ネタバレなし)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

残念ながらストーリーには一切触れていません

観たときに感じたこと
思い出したことを
書きました

アニメ背景経験者の中には
この作品観て、こんなこと考える人もいるんだな~
くらいの軽い気持ちでお読みください

下は約40秒の予告編です

下はアマゾンのDVDのリンクです

https://amzn.to/42vq0s2

下はアマゾンプライムへのリンクです

https://www.amazon.co.jp/%E8%99%B9%E8%89%B2%E3%81%BB%E3%81%9F%E3%82%8B-%EF%BD%9E%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E5%A4%8F%E4%BC%91%E3%81%BF%EF%BD%9E-%E6%AD%A6%E4%BA%95%E8%A8%BC/dp/B0919MLCDM/ref=sr_1_1?crid=2OUFBU6B8IHQG&keywords=%E8%99%B9%E8%89%B2%E3%81%BB%E3%81%9F%E3%82%8B&qid=1707385436&s=instant-video&sprefix=%E8%99%B9%E8%89%B2%2Cinstant-video%2C199&sr=1-1

はじめに

この作品は2012年公開

この作品は観ていて
体全体が光に包まれるような印象があったんで
最初は映画館で観たんじゃないかな?
よく覚えていませんが

以前1度レンタルして観たような気がするので
今回観るのは2回目か3回目です
(終わりの部分を勘違いして記憶していたくらい
久しぶりに観ました)

最近は何本か連続で
大友克洋さん関連のアニメ映画を観ていたので
リアル系の作品に疲れたのかもしれません

「虹色ほたる」は何となく
定期的に観たくなる
作品です

キャラ、背景ともに
フォトリアルではない力強さを
感じるから
かもしれません

「虹色ほたる」を観て感じた特徴

輪郭線ですべてを囲わないラフな線を使ったキャラ

輪郭線がつながってないのに
キャラの動きの芯となる部分がぶれていないので
激しく動いている場合は
服の下で見えないはずの
キャラの手足の動きが
むしろ、しっかりと見えるような印象
を受けました
(なんか不思議な感覚)
脳内補完してるのかな?

この作風に慣れるまで
違和感がある人もいるかもしれませんが
躍動感のある動きのシーンを見ると
「これが表現したかったのか」と
強い印象に残ると思います

僕は「かぐや姫の物語」を観たときに
あっ虹色ほたるだ!と思い出しました

他にもラフなタッチで勢いを表現するような
有名な作品はあるのでしょうが
僕が真っ先に思い出したのは
「虹色ほたる」でした

キャラの動き、背景ともに所々が生々しく感じる

デフォルメが効いているからなんだと思いますが
キャラの動きと背景が時々
とても生々しく感じる瞬間があります

フォトリアルと比べて
デフォルメ作品は情報量が少ないので
描いた人のこだわりに
気づきやすい
のかもしれません

背景に関しては
最近になって
小さな紙に大きな筆でスケッチをして
必要以上に描き込まずに省略する練習を始めたので
やっと、この作品の背景の良さに
気付けるようになってきた気がします

以前の僕は
省略をするということが
よくわかっていなかったんだと思います

画像

上のスケッチは
屋外スケッチのワークショップに参加したときに
筆が小さすぎるから大きな筆に替えなさいと
アドバイスを受けて描き始めたものです

最初は戸惑いましたが
細かく描き込めないので
大きなかたまりとしてとらえるしかありません

何回か描いてみて
描き慣れてきたころに
情報を整理して単純化することで
表現したいことを明確化するということが
わかってきました

省略によって表現したいことが明確化しているから
「虹色ほたる」の背景の質感表現など筆致が
妙にリアルに生々しく感じたんだろうなと思います

「リアル系作品」と「デフォルメ系作品」は両方やった方が上手くなる

以前勤めていた背景会社の社長が
リアルとデフォルメは交互にやりたい
言っていました

理由は次の2つ
・どっちかが続くと飽きるから
・交互にやった方が上手くなるから

経験が浅いうちは
リアルとデフォルメを別々のものと思っていたので
半年ほどリアルを描いて慣れたころに
デフォルメに取り掛かると
作風に慣れるまで何日もかかりましたし
リアルで学んだ知識を活かすこともできませんでした

背景歴5年目くらいかな?
もっと経験を積んでからだったかもしれませんが
リアルもデフォルメもやってること一緒なんだ!
ただタッチが大きいか小さいかの違いか」と思ってからは

リアルを描いているときに
「早くデフォルメ作品で
この質感表現やタッチを応用してみたい」と
思うようになりましたし
逆にデフォルメ作品を描いているときには
早くリアル系で試したいと思うようになりました

社長が言っていた
「リアルとデフォルメ、TVシリーズと劇場作品
どちらか一方より定期的に入れ替えて
両方やった方が上手くなる」
とは
こういうことだったんだろうなと思います

ちなみに背景歴10年目くらいから
リアルとデフォルメの意識の差もなくなってきました

あえて言うなら
リアル系を描いているときは
デフォルメ作品のようにわかりやすく情報を整理して描く
デフォルメ系を描いているときは
汚れや歪みなどリアルな要素を入れる
といった感じです

結局、道具も絵としての考え方も一緒なんで
頭の中で区別する必要がなくなってきたんだと思います

おわりに

読んでいただいて
ありがとうございます

絵を描くひとにも描かないひとにも
何かしらのヒントや
この映画の楽しみ方の新しい視点になれば幸いです

 

以下はアマゾンのDVDのリンクです

https://amzn.to/42vq0s2

 

以下はアマゾンプライムへのリンクです

https://www.amazon.co.jp/%E8%99%B9%E8%89%B2%E3%81%BB%E3%81%9F%E3%82%8B-%EF%BD%9E%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E5%A4%8F%E4%BC%91%E3%81%BF%EF%BD%9E-%E6%AD%A6%E4%BA%95%E8%A8%BC/dp/B0919MLCDM/ref=sr_1_1?crid=2OUFBU6B8IHQG&keywords=%E8%99%B9%E8%89%B2%E3%81%BB%E3%81%9F%E3%82%8B&qid=1707385436&s=instant-video&sprefix=%E8%99%B9%E8%89%B2%2Cinstant-video%2C199&sr=1-1