【7月2日】
先週に引き続き写真を参考に
月明りの夜を描く
(くもりの写真で固有色を確認)
描いているときは
わりと良い色が選べたと思っていたんですが
試しに彩度を上げてみたら
こっちの方が月明りとしては
わかりやすいなと思いました
「誇張が足りない」と指摘されることが多かったので
意識的に誇張していかなきゃなと思います
この練習は
空と比べて木の色が○○
固有色が○○、光の色が○○、影の色が○○という風に
自分の色選びの判断基準と
思考過程をはっきりさせるためにやっています
【7月3日】
昨日までにバラバラに描いた5枚の
整合性を持たせるために
互いに見比べながら調整してみます
調整前の曇りのお城が
調整前の朝の光面と同じくらいの明るさに見えたので暗くしたりして
一目でわかりやすいように差別化します
互いに見比べながら調整したおかげで
だいぶメリハリついたと思います
全体的に暗い色を使うのが苦手で
コントラストが弱くなりがちだなと感じました
具体的に、どういった点を調整したかというと
色だけでなく下図のように
正午をピークに朝や夕方は上面や地面を次第に暗くしたり
コントラストを弱くしたり
一番明るくなる部分を変えたりといった関係性の
整合性を持たせました
【7月4日】
春夏秋冬、朝昼夕夜、くもりを描き分けていくために
描き終わった「夏くもり」を基準にして
色調補正を使って春、秋、冬を作っていきます
最初に「くもり」の作業をしたのは
光の色の影響を受けにくく
固有色の関係性を確認しやすいからです
意識した点
・光:弱→コントラスト:弱
・季節による木の色(遠景は松林なので紅葉しません)
など
【7月5日】
夏の終わりにカラーでスケッチをしていたら
空が先週より「赤っぽい」と感じることがありました
空が赤っぽい方が赤や黄色といった紅葉などにも
色がなじむなと納得したりしました
根拠のない色選びでは
再現性も説得力も弱くなってしまうので
知識だけでなく
実体験を踏まえた根拠のある色選びを心掛けています